コエンザイムQ10に副作用はあるのか
コエンザイムQ10の副作用
コエンザイムQ10は体のエネルギー生産効率を高めるだけでなく、活性酸素を除去する優れた抗酸化作用を持つことで、健康面から美容面までサポートしています。
そんな重要な働きを担うコエンザイムQ10ですが、年齢とともに体内生成量が減少していきます。
コエンザイムQ10の生成量が減少すると、エネルギー生産効率が落ちるため体はエネルギー不足に陥ります。
体がエネルギー不足に陥ると、体力が低下したり、疲れやすくなったり、代謝が落ちることで太りやすくなったり、肌トラブルを招いたりと様々な弊害を引き起こします。
さらに、コエンザイムQ10の生成量が減少すると抗酸化作用も低下しますので、活性酸素による細胞の酸化が進みます。
細胞が酸化すると、肌、髪の毛、内臓など、様々な部位で不調を引き起こすだけでなく、ガンや生活習慣病などの病気のリスクも高めます。
年齢とともに生成量が減っていくコエンザイムQ10を補うためには、食事からコエンザイムQ10を摂る必要があります。
コエンザイムQ10が比較的多く含まれる代表的な食品には青魚や牛肉などがありますが、その量はどれもごく僅かで1日に必要な量を食事だけで摂ることは難しいといわれています。
そこでおすすめの摂取方法がサプリメントです。
サプリメントであれば、1日に必要な量のコエンザイムQ10の多くを補えますし、場所や時間を問わずいつでも摂取することができます。
しかし、サプリメントを摂取する際に心配なのが副作用ですよね。
結論からいいますと、コエンザイムQ10を摂り過ぎることで生じる副作用はまずありません。
というのも、コエンザイムQ10はもともと人の体の中に存在する成分ですので、体の中に入れることで悪影響が生じることはないといってよいでしょう。
ただし、効果実感を求めるあまり過剰摂取をしてしまうと副作用が生じる恐れがあります。
コエンザイムQ10の過剰摂取をした場合、頭痛、めまい、腹痛といった副作用が生じる可能性があります。
コエンザイムQ10に限らず、栄養素の過剰摂取は健康を害する恐れがありますので、毎日適量を摂りましょう。
1日の目安摂取量は製品によっても違いますが、健康維持が目的の方は50mg程度、スポーツをやっている方や体力が低下していたり疲れやすい方は100mg~300mg程度の摂取がおすすめです。
薬との併用に注意
コエンザイムQ10は過剰摂取をしなければ副作用が生じることはほとんどありません。
しかし、病気や疾患などの治療薬を服用している方は、コエンザイムQ10との併用に注意が必要です。
基本的に、コエンザイムQ10と飲み合わせ禁止の薬はないといわれていますが、コエンザイムQ10を併用することで効能を増強、または減少させてしまう恐れのある薬は存在します。
一部ですが、コエンザイムQ10との併用に注意が必要な薬をご紹介します。
血圧降下剤
コエンザイムQ10には血圧を下げる作用がありますので、高血圧の予防・改善に効果的だと期待されています。
コエンザイムQ10のこの作用から、血圧を下げる薬を服用している方がコエンザイムQ10を摂取すると血圧に影響を与える恐れがあります。
抗血栓薬
コエンザイムQ10と抗血栓薬との相性は悪く、併用すると抗血栓薬の効能を低下させてしまう恐れがあります。
上記でご紹介した薬だけでなく病院で何らかの薬を処方してもらっている方は、自己判断でコエンザイムQ10を摂取するのではなく、必ずかかりつけ医に相談してからコエンザイムQ10の摂取を始めてください。
コエンザイムQ10は摂取方法を間違わなければ、健康面でも美容面でも幅広い効果が期待できます。
コエンザイムQ10の摂取方法を守って、自分の目指す姿を手に入れましょう。
【参考文献】
コエンザイムQ10に副作用はある?
https://cr-chromium.info/q10no.html
高麗人参の安全性
https://www.guitarlessonsreviewed.com/learn-to-play-guitar-dvd.html