コエンザイムQ10の健康美容効果

コエンザイムQ10で心臓機能向上

心臓の働き

心臓の主な働きは全身に血液を送り出すことにあります。
心臓は1分間におよそ70回、1日にするとおよそ10万回以上も拍動を繰り返すことで血液を全身に送り出します。

心臓は大きく分けると4つの部位に分けられます。
中心から右上の「右心房」、中心から右下の「右心室」、中心から左上の「左心房」、中心から左下の「左心室」です。
これら4つの部位が拍動を繰り返すことによって心臓は効率よく全身に血液を送り出しています。
しかし、加齢や病気など何らかの原因によって心機能が低下すると、心臓から送り出される血液量が減少します。
すると、以下の症状が起きます。

心機能低下が招く症状

老廃物の蓄積

血液は酸素や栄養を供給するとともに二酸化炭素や乳酸などの老廃物の回収も行っています。血液量が減るということは、酸素や栄養が届けられなくなるだけでなく、老廃物の回収も滞り、老廃物が溜まりやすくなります。

腎機能の低下

供給される血液量が減ると腎臓の働きが低下して尿が上手くつくられなくなります。
尿が上手くつくられなくなると、身体の中では毒素や老廃物が溜まった状態が続きますので、疲労回復が遅れたり代謝が低下したりします。

脳貧血

脳に酸素を届けているのは血液ですので、血液の量が減ると脳貧血を起こします。
脳貧血になると、思考力や集中力、やる気などが下がり、活動力が著しく低下します。

心機能の低下がもたらす弊害は上記にある一時的な症状だけではありません。
心機能の低下が続くと発症リスクが高くなる症状が「心不全」です。
心不全は疾患ではありませんが、心臓のポンプ機能が低下することで臓器に必要な血液を送ることができなくなった状態です。
心不全になると動悸や息切れ、呼吸困難を招く恐れがあります。
心不全が進行すると、足がむくんだり息が苦しくて眠れなくなったります。
ほかにも、心臓から送られてくる血液量が減ることで筋力が落ちて疲れやすくなったり、末梢血管に血液が行き届かなくなってチアノーゼになったりします。

心機能は誰しも年齢とともに低下していきます。
しかし、心機能が低下していく速度は人によって違います。
心機能の低下を防ぎ、心機能の向上を目指すためには、コエンザイムQ10を摂ることが重要です。
ではなぜコエンザイムQ10が心機能の向上に効果的なのでしょうか?

コエンザイムQ10が心機能をUP

人は筋肉や臓器を動かすためにエネルギーが必要ですので、食事から糖質、脂質、たんぱく質などのエネルギー源を摂ります。
しかし、食事で摂ったエネルギー源は体内で直接エネルギーとして消費されるのではなく、細胞の中でミトコンドリアが「ATP」として作り変えます。
ミトコンドリアによってつくられたATPが体内のエネルギーとして筋肉や各臓器で消費されるのです。

コエンザイムQ10は、体内のエネルギーであるATPの生産を活性化する役割を担っています。コエンザイムQ10自体はATPの生産に必要不可欠なものではないのですが、コエンザイムQ10が十分に存在していると、効率良くATPがつくられるのです。

そんなATPが最も多く存在している場所が心臓です。
心臓は身体のあらゆる組織の中でもとくにコエンザイムQ10濃度が高いので、コエンザイムQ10の減少による影響を受けやすいのです。
コエンザイムQ10はエネルギー生産効率を高める働きがありますので、心臓からコエンザイムQ10が減少すると、心機能も弱まってしまいます。
実際、心不全の患者の心臓のコエンザイムQ10濃度は健康体より低いことも判っています。そのことから、心臓病を患っている方に心臓病の治療薬とともにコエンザイムQ10を摂取させたところ心不全の症状が軽減したそうです。

このように、コエンザイムQ10には心臓の細胞を活性化することで心機能をUPする効果が期待されているのです。
心機能が低下すると全身の血液循環が悪くなりますので、疲れやすくなったり、動悸や息切れが生じたりします。
さらに心機能が著しく低下すると、不整脈や狭心症、心筋梗塞などを発症し、最悪の場合死に至ることもあります。
心臓は身体の中で最も大切な臓器の一つです。
年齢を重ねても心臓に元気に働き続けてもらうためには、心臓を内側からサポートしてあげることが大切です。
コエンザイムQ10には心機能の向上を促す働きがありますので、積極的に摂ることで、心臓の働きをサポートします。
年齢とともに疲れやすくなったり、動悸や息切れが生じやすくなったりしている方は、心機能が低下しているサインかもしれません。
コエンザイムQ10を摂って心機能を強化しましょう。